日本も5G時代の幕開けへ。本格普及は何年後?時代に逆行する香川県議会

4Gの100倍は早いと言われている5G。
5Gは世界をどのように変えていくのでしょうか。

ドコモが今月から5Gスタート

NTTドコモが今月の25日から、
5Gのサービスをスタートします。

NHKニュース
5Gサービス NTTドコモは今月25日から開始へ | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200318/k10012337541000.html
NTTドコモは、高速・大容量の次世代通信規格「5G」のサービスを今月25日から始めることを明らかにしました。

ソフトバンクは今月27日に開始。
KDDIも、近く始める予定のようです。

4Gと5Gの違い

現在、スマートフォンのネット通信は
4Gが主流となっています。

5Gは4Gの次の世代の通信技術で、
5th Generation=第5世代 という意味です。

日本で今年から始まる5Gは、
4Gの100倍以上の速度に加え、
大量の同時接続が可能で、
低遅延の通信が可能になります。

4Gからの超パワーアップが
見込まれているため、
スマホの利便性アップのみではなく、
自動車の「CASE」に関しても
重要な技術であり、
人々の生活を大きく変える
可能性を期待されています。

※CASE=
 Connected – つながる車
 Autonomous – 自動運転
 Shared – カーシェア
 Electric – 電気自動車
 の略称。         

    参考:wikipedia

SAOにみるVRやAR(MR)の世界

ソードアート・オンライン(以下、SAO)
というアニメをご存じでしょうか?

仮想現実(VR)のゲーム世界が主舞台の、
アニメ作品です。(原作はライトノベル)


画像引用元:SAOアニメ公式サイト


2017年に公開された劇場版では、
拡張現実(AR)が主舞台となりました。


※拡張現実の技術によって、
目の前のケーキの情報が視界内に表示されている。
左上に天気気温、右上にはチャットがある。
画像はオーディナルスケール予告動画より引用


SAOで展開されたような
VRの仮想空間ゲームや、
ARが日常に溶け込んだ世界の実現にも、
5Gの技術が活用できると考えられています。

また、ARをさらに発展させたものに
複合現実(MR)という技術があります。

MRは現実の空間上にホログラフなどを
表示させたりすることにより、
“アナログな現実”と“デジタルの仮想”を
融合させるような技術です。

↓は、マイクロソフトが開発した
「Microsoft HoloLens」の動画です。

Microsoft HoloLens: Welcome Japan Partners

かなり近未来的ですよね。
このMRの躍進にも、
5Gは重要な役割を担うことになるでしょう。

余談ですが、
さきほど紹介したSAO劇場版
オーディナルスケール内で
展開されている世界は、
ARというよりMRですね。

映画公開当時(2017年)は
MRという単語がまだ無かったか、
普及していなかったためでしょう。

実際に普及するのはいつ頃か?

今月から携帯電話キャリア各社の
5Gサービスが順次スタートし、
5G対応のスマホも
今後、発売されていきます。

しかしすぐに5Gに対応できる
エリアは限られています。
今後、利用エリアが
拡大していくためには、
基地局の増設などを待つほかありません。

本格的に普及するのは2023年以降、
つまり、早くても
3年はかかると言われています。

ガラケーからスマホ移行の頃に照らし合わせてみる

まだ日本ではガラケーが主流だった頃、
2008年7月に、
iphone3GSがソフトバンクから
ペリーの黒船のごとく
日本で発売されました。
(当時日本でiphoneは、
 ソフトバンクの独占販売だった。
 製造販売元はもちろん米アップル)


iphone3GS。
画像引用元:ITmedia

2008~2009年ごろに、
いち早くiphoneまたはAndroidなどの
先発スマホを持っていたのは、
30~40人に1人くらいでした。
(高校などのクラスで言えば、
 クラスに1人いるかいないか)

ほとんどの人が
「折りたたみ(ガラケー)で十分」
「ネットならパソコンのほうが早い」
と言っていて、
スマホの普及にはかなり懐疑的でした。

しかしiphone4sが発売された
2011年頃にかけて、
徐々にスマホ持ちの人が増えてきました。

(それまでソフトバンクでしか
 買えなかったiphoneが、
 4sからauでも
 発売されるようになったことも大きい。
 
 なお、ドコモはこのとき
 大幅に出足が遅れており、
 iphoneを取り扱ったのはなんと5sから。

 当時Androidは
 安定性やセキュリティの面で
 あまり評判がよくなく、
 iphoneを使いたい顧客が
 大量にドコモからau,softbankに流れた。
 
 今回、他社を出し抜くように
 ドコモが5Gを
 いち早くスタートさせたのは、
 この頃の反省からきているのかもしれない)

ちょっと話が逸れてしまいましたが、
iphone4s発売の2011年ごろから
スマホ人口が大きく増えました。

ということは、
スマホ+3G(or4G)の
新技術がそれなりに浸透するまでに、
2009年からやはり3年は
かかっていることになります。


日本国内のスマホの普及推移グラフ(赤線部)。
2011年で29.3%、
2012年で約50%の49.5%になった。
画像引用元:総務省 情報通信白書

スマホを使っていて、
田舎や山のほうへ移動しても
「通信圏外」になることが
少なくなってきたのも、
2011年頃だったと記憶しています。

LINEがキラーアプリになったのは2013年ごろ

いまでは日本のスマホの90%以上には
インストールされているであろう
「LINE」。

LINEがスマホの
キラーアプリになったのは、
2013年ごろからです。
(2013年1月に、
 登録者数が世界で1億人超え。
 LINEサービス開始から約1年半後です)


LINEの全世界登録者推移。
画像引用元:LINE公式ページ

スマホ普及に3年、
キラーアプリ誕生(普及)までに
プラス1年半なので、

5Gが一般的な国民生活の“当たり前”になるまで、
3~5年はかかるだろうと予想できます。

みんながキリト君を目指す日

5Gの幕開けに胸が躍りますが、
SAOのキリト君達の
世界を体験するためには、
まだ3年くらいはかかりそうです。

ファントムバレットのGGOや
オーディナルスケールのような
(ともにSAO関連用語)
ゲームが可能になったら、
ゲームがオリンピックの競技として
認可されることもかなり現実的になってきますね。

最近、LOL(リーグオブレジェンド)などの
ゲームがプロスポーツとして競技になり、
日本人プロゲーマーも
どんどん活躍するようになっています。

LJL 2016 Summer Split Final Game5 RPG vs DFM


5Gはゲームのプロ競技シーンにも、
きっと大きな影響を与えるでしょう。

香川県議会が時代に逆行。子供のゲーム規制条例

香川県議会は18日、県条例で
子供のゲーム時間の
規制を決定しました。


これからを生きる子供たちの
可能性を
奪いかねない条例です。

4月の施行前に撤回を求めるべく、
一部の議員らが中心となって
抗議活動を始めたようです。


ネット上で抗議の署名活動も
始まっているようですね。

賛成派は子供の将来のためと
思っているのでしょうが、
むしろ子供の将来を閉ざす行為です。

各家庭でゲームに対する方針が違っても
それは自由ですが、
県が決めることではありません。

撤回になるといいのですが。