コロナワクチンのアンジェス株、急伸。アビガンの富士HD株はやや低調

新型コロナウイルスワクチンを
開発中の日本企業、
アンジェスの株価が急伸しています。

アビガンの富士HDの株も
以前急伸しましたが、
現在はやや伸び悩んでいます。

アンジェス株、1カ月でおよそ2倍に

このブログの記事でも
以前紹介しましたが、

アンジェスは、
大阪大学発の
日本のバイオ製薬企業で、
新型コロナウイルスの
ワクチンを開発中です。

国内の報道されている
ワクチン開発のなかでは
おそらく現在最有力で、
注目が高まり、
株価が上昇を続けています。

4月1日ごろの株価700円前後からすると、
4月30日現在では1400円超えで、
1カ月でおよそ2倍になっています。

アンジェス株が伸びた理由

アンジェスの株価が
伸びた理由について考えてみました。

理由1:日本国内の新型コロナワクチンでは、現在最有力

現在、報道されている
日本国内の新型コロナワクチン開発の中では
ほぼ唯一無二かつ有望であるため、
期待が集中しています。

理由2:開発がうまくいけば、世界最速のワクチンになる可能性がある

アンジェスはこのワクチン開発の治験を、
9月予定から7月に前倒しして
急ピッチで開発を進めています。

アメリカの医薬品大手
ジョンソンエンドジョンソンも
コロナワクチン開発をすすめていますが、
それでも「来年の早い時期に完成」との
見通しを発表しています。

アンジェスの開発が順調にいけば、
世界最速の「効果が期待できる」
新型コロナワクチンの開発に
漕ぎつける可能性が出てきています。

理由3:大阪大学発という技術的な信頼感に加え、慶応大発のバイオベンチャーとも提携

アンジェスは大阪大学発のバイオ製薬企業ですが、
慶応大発のバイオベンチャー
「ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ」
とワクチン開発などで提携を結んだと
27日に報道されました。


「大阪大学」と「慶応義塾大学」の
ブランドと技術力への信頼感で、
さらに期待が高まったものと思われます。

理由4:大阪府知事・吉村府知事への人気と期待

アンジェスは大阪大学発の
大阪府にある企業なので、

大阪府知事である吉村洋文さんの存在も
アンジェスへの期待に
一役買っているかもしれません。

吉村府知事は、
新型コロナの非常事態下における
対応力の高さや一生懸命さが、
大阪府民や世間に好意的に評価されています。

また、看護師や医療従事者への
一律支援のための基金を設立するなど、
迅速な対応力や行動力を発揮しているため、

吉村府知事が主導して
大阪府から大阪企業のアンジェスへ、
強い協力や後押しをする期待がもてます。

理由5:既存薬アビガンへの期待がやや下火

新型コロナの治療に効果があると
報道されてきた既存薬「アビガン」ですが、

もともと「アビガン」は
新型インフルエンザの薬として
開発されたものであるため、

一定の効果が見込めるとはいえ、
「代用薬である」という
事実には変わりありません。

新型コロナの患者が救えるのであれば、
現場で大いに広く活用していってほしいと
当然思っていますが、

「新型コロナ専用薬」ではないため、
株式市場的な目線でみると
期待度が下がっているのだと思われます。

順調にいけばもっと伸びる期待もあるが、暴落の危険もある

このように、
アンジェスの株価が
大きく伸びた背景には、
好材料がたくさんあることが分かります。

今後もアンジェスのワクチン開発が
順調に進行していけば、
もっと株価が続伸する可能性はあります。

新型コロナウイルスのワクチン開発は
文字通り世界的な需要がある研究なので、

大阪府はもとより
日本国を代表するような、
超大事業にまで発展する
ポテンシャルは秘めています。

ただし、そういった期待が大きいぶん、
今後の開発結果が思わしくなかったり、

ほかに超有力なワクチン研究候補が
他国から発表されるなどした場合、
暴落する危険ももちろんあります。

ただ、日本の企業から
世界を救うワクチンが開発されれば
日本国民として
それだけでも非常に喜ばしいことですし、

多くの命を救うためのことなので、
アンジェスのワクチン開発は
ぜひとも上手くいって欲しいですね。

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