期間工をフル満了するには

期間工を契約上限までやりきって退職することを
「フル満了」と呼んだりします。

だいたいの場合は3年、
長い場合で5年程度です。

稼ぐために期間工を始めた場合は
フル満了が目標になることも少なくないですが、
全体人数に対する達成割合は
それほど多くないのが実情です。

フル満了率は4分の1?

期間工は途中で辞めないほうがいい
という記事でも書きましたが、
期間工全体に対するフル満了率は25%程度だと、
僕自身の経験から感じています。
(厳密なデータをとったわけではなく、体感値です)

「自分の周りはもっとフル満了したけど?」
という人の場合、
それは所属していた工程やグループに、
何かしら続けやすい要因があった
と考えられます。

工程に馴染みやすい理由があった、
上司が理解力のある人だった、などです。

また、周囲にフル満了者や長期勤続者が多い場合、
周りにひっぱられて勤続年数が伸びる、という
心理的な作用が働いているかもしれません。

どうすればフル満了できるのか

期間工として赴任する前に
フル満了を目標にしている人は
もっといるはずですが、
実際の達成率は高くない。

では、フル満了するには
どうすればよいのでしょうか?

ちなみに僕自身は期間工経験の中で、
途中満了、フル満了を
両方とも経験しています。

まず間違いなく言えるのは、
「フル満了できないのは本人だけの問題ではない」
ということです。

本人のやる気や覚悟次第という部分も
あるにはありますが、
半分は外的要因によって左右されます。

よくあるネガティヴ要因

フル満了の達成を難しくする
ネガティヴな要因として、いくつか考えられます。

その1。
担当工程がキツすぎる

割り当てられた工程が極端にキツイ場合、
短期退職の原因になりやすいです。
“キツさ”は体力だけの問題とは限りません。

・複雑すぎてちょっとでも気を抜くとミスがでる
・体のどこか一部に負担がかかりすぎる
・理不尽な点が多すぎる
(例:他でのミスが自分の工程のせいになる)
・尋常ではなくタイトな(間に合わなくなる)
 タイミングがたびたびある


など、挙げていけばキリがありませんが、
上記のようなネガティヴ要因が
限度を越していると、
精神的なダメージが蓄積していくため、
長期勤続が難しくなります。


その2。
直属の上司が合わない


ある意味一番重要なポイント
といっても過言ではないです。

一番よく関わる上司の価値観や考え方と
極端に合わない場合、
フル満了は難しくなります。

どちらが悪いというよりも、
人間同士の相性なので
どうしようもない部分も大きい
です。

上司と気が合えば言うことないですが、
気が合わなくても
まともだ、理解できると思えるだけで
十分当たりな上司だと思ったほうがよいでしょう。

ただ、最近は〇〇ハラスメントに
敏感なご時世でもあるので、
その上司よりさらに上の上司や、
総務・労務などに相談することで
解決される場合もあると思います。

また、上司が異動になったり、
自分が工程変更になる場合もあります。

僕がフル満了したときの例

では、僕がフル満了を達成できたとき、
大きかったと思うポジティヴ要因を挙げてみます。

その1。
担当工程が複雑すぎなかった

複雑なとこもあるにはありましたが、
基本的に複雑すぎる手順などはなく、
扱う部品点数もそこまで多くありませんでした。
体力や気力が必要な過酷な面もありましたが、
それ以上にシンプルな工程だったことが
フル満了まで継続できた点として大きかった
です。


その2。
上司が理解できる人だった。


入社時の上司とは途中で交代になり、
それからずっと同じ上司の下で働いたのですが、
この人がそれなりに“合う”人でした。

・怒ったりする理由が理不尽ではない
・偉ぶった感じがなく、人間味がある
・細かすぎる点を自分好みに修正しようとしてこない


などです。
“合う”というより“尊敬できる面がある”
と言ったほうがいいかもしれませんね。

フル満了を達成するための3要素

上記のことにより、
フル満了を達成するためには
3つの要素が必要だと分かります。

本人の意志・工程・上司

の3つです。

どれかが決定的に欠けると、
フル満了を達成できる確率はグーンと下がります。

つまり、本人にどれだけやる気があっても、
状況的な不運でフル満了は難しくなるのです。

フル満了をしようと思って期間工に行き、
達成できなかったとしても
自分を責めすぎないようにしましょう。