期間工は途中で辞めないほうがいい

基本的に、期間工は
最後までやりきるほうがおすすめです。

フル満了する人は全体の25%以下

これは僕の体感値であって、
厳密なデータをとったわけではないですが、
期間工として入社して、
3年(2年11か月)のフル満了まで
やりきる人は、全体の25%つまり
4人に1人くらいの割合だと思っています。


期間工として赴任する直前だったり、
あるいは入社直後ぐらいの人の半分以上は、
「フル満了までやって、たくさん稼ごう」と
本気で思っているはずです。
それなのに、実際には月日が流れるごとに、
1人・・・そして2人と
期間工たちは退職していきます。
なぜなのでしょうか?

契約更新という退職理由

どの仕事をやっていても、
うまくいかない時期だったり、
非常に疲れがたまっている時期などは
誰しも「仕事やめたいなあ~」って
思ったりするものです。

期間工ももちろん例外ではないのですが、
期間工の場合は契約更新という
重要な儀式が3か月毎(会社によって違う)
に用意されています。


これは本来、リーマンショックみたいな
大不況などで会社側が期間工をきるときに
使うためのあらかじめ用意された儀式であり、
3年という雇用期間の間に設けられた
“キリトリ線”です。

しかしこの儀式の存在によって、
期間工側も「今回は更新しません」と
更新拒否の意思を示すだけで、
何のためらいもなく退職することができます。
(人が足りないときは引き止められることは
 ありますが、無理強いはありません)

つまり、ちょうど疲れている時期で
「辞めたいなあ~」って思ってるときに
契約更新という儀式が近づいていると、
次の儀式でやめちゃうか☆って
思う人は当然でてくるわけです。

仕事がきついという理由も
さもありなんですが、
期間工のフル満了率の低さは
おおいにここに原因があるといえるでしょう。

特別な理由がない限り、途中満了はしない

これは、あくまで僕の意見というだけで
絶対に正しいということはありません。

僕は過去に途中満了、フル満了の両方を
経験している立場ですが、
そこから言えることは、
「特別な理由がない限り、
 途中満了はしないほうがいい」
です。
だいたいの場合において、
途中満了は仕事逃れでしかなく、
あまりいい結果を生まないような気がしています。

特別な理由というのは、
・もともとやりたい仕事(就職先)があって
 そこへの就職が決まった(内定した)場合
または、
・家族の事情でどうあっても
 地元に戻らざるをえない。
この2つです。

前者は、期間工をやめても
就職先がはっきり
決まっているということです。
なおかつその就職先が、
「とりあえず正社員」のような
妥協した就職先ではなく、
(期間工からの
 もっともらしい逃げ道ではない)
自分がはっきりやりたいと思う
就職先であることが条件です。
これなら辞める理由
としては妥当というよりも、
むしろそうしたほうがいいという
状況だと言えるでしょう。

後者は、要するに
本人の意思ではどうすることもできず、
期間工を退職する以外に
問題を解決する手段がないという場合です。
これも本当に急を要する場合限定で、
たとえば期間工が残り1年ある場合、
本当に1年延ばすことさえ不可能かどうか
よく検討したうえで決断しましょう。

期間工をフル満了する意味

期間工は正社員じゃないし、
嫌ならいつでもやめればいいじゃん、と
言う人は少なくないと思います。
僕も最初はそう思っていましたが、
今はそうは思っていません。

まず、理由はどうあれ、
全体の25%程度しか生き残らないなかで
自分は最後までやりきったという
「自信」が生まれます。

この自信は本当にプライスレスで
かつ自分の人生にとって価値が高いものです。

期間工の後でまた期間工をやるのか、
あるいは別の職業に就職するとしても、
この「自信」は必ず自分を救います。
あそこで自分は逃げなかった、
という事実と記憶が自分を支えるのです。

僕も最初と2回目の期間工は、
フル満了まで
やりきることができませんでしたが、
3回目にしてフル満了を達成できました。

フル満了すると、途中満了よりも
達成感、満足感がぜんぜん違います。
3年目くらいになると
日給や満了金が増えてくる会社が
ほとんどなので、より稼げるという
メリットもあります。

どうせ同じ期間工をやるなら、
フル満了を目指してがんばりましょう!