期間工は途中で辞めてもいい(Re:期間工は途中で辞めないほうがいい)

かつてこのブログで、
「期間工は途中で辞めないほうがいい」
という記事を書きました。

・期間工はフル満了を目標にがんばろう
・よほどの理由がない限り辞めるべきでない

といった内容の記事です。


しかし、それから時が過ぎ、

「水が合わないときは、辞めてもいいのでは」

という考えにも変わってきました。

今回はそのことについて書きたいと思います。

今も否定はしていないけど、例外もある

期間工をやるのなら、
できるだけフル満了を目指し、
短くても1年程度は続ける。

期間途中の退職は絶対にしない。

という考えについては、
基本的には現在も否定するつもりはありません。

退職後も期間工をやることになった場合は、
長年勤め上げた「期間工歴」があると
期間工ループには間違いなく有利ですし、
他職に行くとしても、
きちんと勤め上げたことは評価されます。

しかし、期間工の職場は
大手の広い工場内なので、
そこには数多くの
工程とチーム・班があり、

「当たり職場」「ハズレ職場」
両方が存在します。

通常、入社前に
配属先を選ぶことはできないので、

「ハズレ職場」を引いてしまったら、
素早く退職を検討することが
自己防衛手段として
必要な場合もあります。

客観的にみて最悪だったら辞めてもいい

自分がいま勤めている職場に対して、
人は「主観的な」評価をしがちです。

主観的なときは視野が狭くなっていて、
冷静な評価ができていないことが多いです。

そのため、自分の職場が、
辞めるに値する職場なのかどうか
判断するときには、
意識的に客観的な評価をすることが大切です。

客観的に観察・評価してみて、
「辞めるべきだ」という判断ができたら、
真剣に退職を検討しましょう。

職場自体は良い感じでも、
 “水が合わない”ということはあり得る

また、合理的に考えて良い職場に思えても、
「なぜか自分には合わない」
というパターンも考えられます。

いわゆる“水が合わない”という状態で、
本人にしか分からない「息苦しさ」を
感じてしまう状況のことです。

僕がこれまでに
期間工として働いてきたときも、

他のチームや班の近くを
通りかかったりするときに

同じ工場なのに、あそこは
 うちとずいぶん雰囲気が違うな」

と、感じることは
珍しくありませんでした。

そこが悪くてうちが良いという話ではなく、
自分はきっと
そこの水が合わないだろうという直観です。

個人主義か、全体主義か

例えば僕は、
「うちのメンバー全員でやっていきましょう」
という意識が“強すぎる”ところは苦手です。

ある程度の協調性はもちろん必要ですが、
メンバー全体からの
同調圧力が強すぎるともうダメです。

経験上これは、
そのグループの長の影響が大きいです。
チームならチームリーダー、
班なら班長に相当する人物です。

チームや班のような小集団は、
リーダーの考えや思想に
非常に左右されやすいものです。

リーダーが全体主義だと
個性的・自立志向の人はやりづらくなりますし、
逆にリーダーが個人主義だと、
世渡りの上手いタイプの人はやりづらくなります。

「やりやすい」と感じる人のほうが、
強みを生かせて集団内での発言力が増すため、
それによって集団は「個人」か「全体」、
どちらかへの傾向をより強めることになります。

このようにチームや班は、
リーダーの主義・主張をきっかけとして、
独特の色や方向性を持つに至ります。

ただし、例外的なパターンもあります。
メンバー全体(多数派)の「主義」と
リーダーがもっている「主義」が
真反対である場合は、
その集団はリーダーの色に染まりません。

メンバーはリーダーを信頼せず、
リーダーは孤立するか、
自分が折れて
メンバーに無理矢理合わせるか

のどちらかとなります。

これは、メンバー間の
信頼関係が強いチームや班に、
主義主張の違うリーダーが
急に異動してきたりしたとき
起こりやすいです。

(なお、リーダーが
 メンバーの多数派を無視して
 自分の主義を押し通そうとすると、
 期間工が大量に退職したりして
 その集団は崩壊します)

大切なのは自分の健康です。

話が少し逸れてしまいましたが、
結論としては、

・できれば期間工は長期満了する
・水が合わないならやめるという手もある

ということです。


矛盾しているように
感じるかもしれませんが、

途中退職・短期満了は
デメリットが大きいので、
やはり基本的には反対です。

多少無理しても、
頑張って続けることで得られる
学びや成長というのも必ずあります。

しかし、一番大切なのは
自分自身の心身の健康であり、
それを守ってあげられるのも自分だけです。

「どうしても水が合わない」なら、
窒息する前に抜け出すというのは
賢明な選択です。

特に、リーダーの考え方が
自分と真反対で、
グループもそれに従順な場合は
注意が必要です。

無理にその環境へ
身を置き続けた場合、

心身の健康を害する確率は、
非常に高いといえるでしょう。

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