コロナの現状と、収束までの道のり

いま現在、コロナについて
分かっている情報や、
日本の状況についてまとめてみました。

日本を含め、国家が最優先で回避しようとしていること

日本が最初から初志貫徹して、
最も避けようとしているリスクは、2つです。

・国内の感染爆発(オーバーシュート)

・医療崩壊(による重症者・死者の増大)

この2つです。
一つずつ説明していきます。

オーバーシュートとは何か?

オーバーシュートとは感染爆発のことです。

状況的にいうと、
感染源(感染した場所や、原因となった人・集団)
が特定できなくなり、
制御がきかなくなることです。

日本では、新規感染者が発覚するごとに、
その感染者本人と身近な人(濃厚接触者)を
治療または自宅待機によって、
社会活動から小集団ごと一時分離することで、
新たな感染集団の発生を防いできました。

工場を例に考えてみる

架空の工場を例に考えてみましょう。

Aという工場で感染者が1名発覚。
その患者は治療へ、
濃厚接触者10人が
自宅待機になったとします。

この“濃厚接触者”に指定された10人は、
感染者と職場で同じチームの人、
全員だと仮定します。

つまり、感染者が一人でたことで、
チームメンバーは本人を含め、
チームまとめて(小集団ごと)
工場から一旦分離されたわけです。

この分離を行う理由は何か?

もちろん、
「他のチームへ
 感染が拡大することを防ぐため」ですね。

さらにその理由は、
「チームからチームへ伝染して、
 最終的に工場全体で
 感染爆発することを防ぐため」です。

日本が初期からやっている
コロナの感染拡大防止対策は、

この例を日本全国版に
拡大したことと同じです。

感染が発覚→
その小集団ごと一定期間分離。

感染発覚次第これを繰り返すことで、
感染者集団が爆増することを
地道に、未然に防いでいます。

これが、
「オーバーシュートを防ぐ」ということです。

なぜオーバーシュートを防ぐのか?

オーバーシュート(感染爆発)
を防ぐ理由は2つあります。

・ひとつめの理由は、
 オーバーシュートが起きると、
 市や県などの地域単位で
 大規模な封鎖を
 行うことになってしまうからです。
 
この封鎖をロックダウンと言います。

 (いま、イタリアやスペイン、
  フランスで起こっているのが
  オーバーシュート→ロックダウンです。
  感染集団がネズミ講式に増え、
  感染者が爆増して、
  都市などを封鎖するしかなくなりました)

 ロックダウンの段階までいってしまうと、
 重症者、死者数増大に加えて
 国内経済へのダメージがより深刻になります。



ふたつめの理由は、
 オーバーシュートが起きると、
 医療崩壊の危険性が大きくなるためです。

医療崩壊とは?

医療崩壊とは、病人や患者の数が、
医療機関のキャパシティを超えることにより、
医療の体制やバランスが失われることです。

医療崩壊が起きると、
本当に治療が必要な重症患者も
十分な治療を受けられなくなり、

本来助かる見込みのあった
人命も救うことができなくなります。

今回のコロナ騒動では、
韓国など一部の国で、
PCR検査を“やりすぎた”ことにより、
軽症の患者がベッドを埋め尽くし、
医療のキャパシティを超えて
大混乱になりました。

いわば、「人為的な医療崩壊」です。

Yahoo!ニュース
 
韓国・イタリアで医療“崩壊”地獄 無防備なPCR検査で医療従事者の感染招く 医...
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200313-00000001-ykf-int
世界保健機関(WHO)もようやく認めた新型コロナウイルス感染症の「パンデミック(世界的大流行)」。韓国ではソウルでも集団感染が発生、11日時点で感染者7755人、死者63人となった。イタリアも感染者 - Yahoo!ニュース(夕刊フジ)

もっとも人命救助確率が高い方法を

軽症であっても
コロナ感染状態にある人は、
体内にコロナウイルスを
保有している状態です。

そういった人がPCR検査で大量に、
医療機関など同じ場所へ押しかけると、
その人達が新たな別の感染を
生む母集団になります。

そのため、
「どんどん検査を受けさせる」
という状況は、

それ自体が感染爆発、
オーバーシュートの引き金になる
のです。

「PCRをやれ!PCRをやれ!」
と狂ったように
連呼していた人がいましたけれども、
「オーバーシュートや医療崩壊を起こせ」
と言っているにも等しいことです。

無節操に検査をやりまくると、
医療崩壊+オーバーシュート→ロックダウン
で最悪の事態になります。

また、新型コロナ感染による
死亡者をできる限り減らすためには、

死亡に至る危険性の高い重症者から、
確実に治療を受けてもらう必要があります。
(重症者が増えてきたときのために、
 医療キャパも確保しておく必要がある)

そのため、日本がこれまでもしてきたように、

「感染の疑いが強い人に
 それなりにしぼって検査をしたうえで、

 重症患者(または重症化の可能性が高い人)
 から優先して集中治療する」

という結論になります。

オーバーシュートを防ぐ先に、収束はあるのか?

これまでの歴史で、
収束、または終息していった
感染症の経緯になぞらえれば、

新型コロナウイルスも
やがて収束すると考えるのが自然です。

新型コロナウイルスの感染が
収束するために必要な条件は、

「一定の割合の人が免疫を獲得すること」です。

参考リンク↓

集団免疫が収束をもたらすカギ

一定の割合の人が、
ある特定の感染症に対しての免疫を獲得し、
集団内に感染防止効果をもたらすことを、
「集団免疫」と言います。

免疫を持つ人々の割合が一定の値に達すると、集団免疫によって病気が徐々に集団から排除されるようになる

引用元:wikipedia「集団免疫」


なお、人が
免疫を獲得する
代表的な方法は、

・感染し、その後、回復する
・ワクチンや予防接種を受ける

この2つです。

時間が先か、ワクチンが先か

日本のこれまでの国内感染事例は981人で、
退院した人が約200人、
入院中の人が約700人です。
(3月21日時点。情報参考元は厚生労働省

この退院した約200人の人は、
感染→回復の経験をしているので、
体内に新型コロナへの
抗体を有しているはずです。

そして、今後も徐々に
新規感染者を確認→治療→退院の
プロセスを繰り返していくことで、

新型コロナへの抗体を
もっている人が国内に増えていくため、
少しずつ集団免疫の効果がでてくるはずです。
  
そしていずれは、新型コロナへの抗体を
獲得した人が“一定の”割合になり、
感染の拡大が止まれば、収束へ向かいます。

これが「時間経過による収束」です。

しかし集団免疫を獲得するには
ワクチンの存在が前提だとする
学者の意見もあるため、

人体が自然に獲得した免疫のみで
新型コロナがうまく
収束するかどうかは
まだ分かりません。

なお、ワクチンについては、
官民問わず、様々な研究機関で
開発が進められています。

日本はもちろん、世界各国で、です。

一般的に、ウイルスの
ワクチンや治療薬ができるまでに
数か月~数年はかかるとも言われているので
はっきりとした時期はわかりません。

しかし、全世界の多くの研究機関で、
国の強力なバックアップを受けながら、
通常よりも早い速度で
開発を進めてはいるようです。

いまできることは予防のみ

時間経過にせよ、ワクチンにせよ、
その「収束の日」が来るまでは、
ひたすらに予防に努めましょう。

換気・手洗い・外出抑制

これからもできる範囲で
実行していきましょう。


【主要参考サイト】
厚生労働省HP内、
新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言(3月19日)

日本テレビ
「新型コロナ」いま知るべき5つのこと 感染者を治療した医師が解説