期間工の仕事内容①

期間工の仕事内容について説明します。
長文のため記事を分けています。

期間工ってどんな仕事をするの?

自動車メーカーの期間工は
自動車の工場にて、
自動車の製造に関わる仕事
することになります。

自動車の製造ライン工と聞いて
一番に思い浮かぶのは、
車のボディがずらーっと一定の間隔で
並んだまま流れていて、
その周りにいる人達が忙しそうに
車にいろいろ取り付けている様子でしょう。

これはメインラインと呼ばれる場所で、
自動車のライン作業という言葉を聞いて
もっともイメージしやすい
作業場所だと思います。

しかし実際に自動車工場で
期間工があてがわれる仕事場所は
メインラインのみではありません。
また、メインラインにも様々な
種類(工程や部署)が存在しています。

自動車工場の様々な工程

自動車が完成車
(すぐに乗れる売れる状態)として
製造ラインから払い出されるまでには
様々な工程を通過しています。

おおまかな流れとしては
ボディ→塗装→組立→検査
という順番になります。

【ボディ】
自動車の骨格となるガワの部分を
鉄板などから成形している工程です。
ここから鉄のボディがメインラインに乗って
塗装ブースへと流れていきます。
この時点では
シートやインパネ、タイヤなどといった
部品はまだ何もついていません。

【塗装】
鉄のボディに塗料でカラーリングする工程です。
ここの作業員は防塵服(ぼうじんふく)という
特殊なツナギを着て作業にあたります。
これは衣服などからでる繊維のゴミが
塗装前後のボディについてしまわないためです。

【組立】
塗装が完了して流れてきたボディに、
シート、インパネ、
エンジン、ハンドル、ドアなど
様々な部品を取り付けていく工程です。

【検査】
組み立てし終わった完成車に
間違いや不具合などがないか、
ボディにキズや凹みがないか、を
チェックしていく工程です。
ここを無事通過すれば
完成車として払い出され、
運送後、市場で売られることになります。

以上が自動車ラインのおおまかな流れです。
では次に各工程の特徴や
期間工の仕事内容について
もう少し詳しく解説していきます。

【ボディ】について

いきなりで申し訳ないのですが、
僕はボディに配属されたことがないため
もっとも情報の少ない場所となります。

ただ、期間工の受け入れ時に
見ていて感じたのは、
ボディに配属されていった人達は
体格のしっかりした人
(いわゆるガタイの良い人)である
傾向があったように思います。

ここから察するに、
ボディはやや力仕事になる
工程が多いのではないか?
と思っています。
組立にも力や体力が
必要な工程はありますが、
とりわけボディは
その傾向が強いのだと思われます。

【塗装】について

塗装工程はおおまかに2つの作業に分かれます。
塗料を塗る人検査(チェック)する人です。

塗料を塗る人は、
防塵服を着てマスクと帽子を身につけ、
塗料を噴射するスプレーガンを使って
ボディに塗料を吹き付けていきます。
また作業場である塗装ブースは
チリやホコリがすくなく、
やや隔離、密閉された場所です。

防塵服はつるつるした
レインコートみたいな素材でできたツナギです。
そのため通気性に欠けるので、
防塵服は暑いです。
ただし塗装ブースは
空調がしっかりときいているため
作業中はそれほど暑いと
思ったことはありません。

防塵服を着るのは工程内のみで、
たとえば食事休憩で食堂に向かうときや
出退勤時は通常の制服に
着替えることになるため、
いちいち着替えなければならない
という手間が発生します。

一台ごとにかけられる
時間(タクトタイム)は
決まっていますが、
塗装ブースのボディは
常時流動していません。
止まっていないときれいに塗装するのが
不可能だからだと思われます。

検査する人は、
乾燥炉を抜けて塗装が完了したボディの
塗装具合に問題がないかチェックしていきます。
集中力や神経を使う工程ではありますが、
力をほとんど必要としない工程であるため
女性が配属される確率が高い
工程です。
(正規社員なら男性もいます)

期間工の仕事内容②に続きます。