期間工の仕事内容②

期間工の仕事内容①に続いて
期間工の仕事について説明します。

【組立】について

自動車期間工といえばコレといえるくらい
もっとも期間工らしい工程作業、
それが組立です。
会社によってはトリム等と呼ぶ場合もあり。

組立はその名の通り
自動車を組み立てる工程で、
塗装が完了して流れてきたボディに、
シート、インパネ、ドアなど
様々な部品を取り付けていく工程です。

例えば仮にドア取り付けの担当となった場合は、
始業から終業まで、
ひたすらドアを取り付けていくのが
仕事ということになります。

ラインはトラブルでストップしない限りは
ひたすらに一定速度で流れ続けているため、
自分の工程を通り過ぎる前に
作業を完了しなくてはなりません。
一台あたりの時間は会社ごとや
生産状況によっても違いますが、
1分あるかないかぐらいが普通でしょう。

作業に慣れるまでは
「とても間に合わない!」
と感じるのが普通で、
本当に泣きたくなります。

また、ひたすら同じ動きを繰り返すがために
どこか特定の箇所にやたらと負担がかかり
筋肉痛などの痛みに苦しめられます。
インパクトなどの工具を連続使用することによる
ばね指などのリスクもあります。

間に合わせなければならないことへの
プレッシャーと、
慣れない作業による激しい疲労、
そして筋肉痛などの体の痛み……

以上が重なることにより
人は「辞めたい、逃げ出したい」
と考えるようになります。

実際、やる気満々で
期間工として仕事についたものの、
最初の更新(三か月)を迎えることもままならず
退職していく人は珍しくありません。

しかし、私が言いたいのはただ一つ。
やっているうちに慣れます。
三か月、半年と過ぎていくうちに
作業は必ず楽になってきます。
脳と体がパターンを勝手に覚えていくので、
あまり深く考えずに繰り返しましょう。

【検査】について

検査工程はつまり
完成車を検査するところで、
組立から仕上がってきた車に
作業ミスやキズ・ヘコミがないかなどを
ひたすらチェックする工程です。

資格などの理由もあるとは思いますが
期間工がここに配属されるのは
かなりレアケースでしょう。

少なくとも僕が話してきた
期間工の人たちで、
完成車の検査をやってると
聞いたことは一度もありません。

【その他】について

最後に、メインライン外の
仕事について説明します。

大きく分けてメインラインに
属さない仕事はふたつあります。
サブライン系非ライン作業です。

サブライン系とは、
メインラインに
属さない独立したラインです。

メインラインではないものの、
メインラインと同じ速度で
特定の組立作業をすることになります。

例としてはドアラインや
インパネラインなどがあります。

メインの組立と同じく
作業速度がシビアなので
きつい工程も多いですが、
部品が小型で力をそれほど
要求されない場合が多いので、
女性もけっこう配属されます。

次に非ライン作業について。

ひとつは運搬系
フォークリフトや牽引車を使って
各工程に部品を供給したり、
またその段取りをしたりする仕事です。

もうひとつは部品組み立て系。
ラインで使用できる状態に、
特定の部品を組み立てる仕事です。
数が大量だったりと大変な場合もありますが、
これも力をあまり要求されないため
女性が配属されやすい工程といえるでしょう。

期間工の仕事内容~まとめに続きます。